ささみちゃんのポンコツ日記

日常生活で起こるポンコツエピソードを書いてます

子供が欲しくないと気付いた時

別に子供いらないや。って ささみちゃんが気付いたのは24歳くらいの時だった。

恋人と付き合って半年くらい経った頃。

 

夏休みどこ行こっかーって話の流れで、彼には年の離れたお兄さんがいることを知った。毎年夏にはお兄さんの子供たち(甥っ子姪っ子)と地元の海で遊ぶのが恒例らしい。

彼は28歳でささみちゃんは24歳。

知り合いや友達がSNSで【大切なお知らせ】するのをよく見かける年頃。この時ささみちゃんには結婚ガンボーだったり子供が欲しいって言う気持ちはなかった。

恋人の有無とか、彼のことが嫌いとか好きとか関係なしに。ささみちゃんは1人でも案外自由に生きていけるタイプだと思ってるから一生未婚でも最悪ありかなと思ってた。

話は戻って…

彼のお兄さんは20代半ばには結婚して30前には家を建てたらしい。よく聞く理想の人生設計通りだなと思いつつ、ささみちゃんは「子供いたらそのあとの人生めちゃ大変だよね」って言った。

「でも子供いなかったら何すんの?」って返事が帰ってきた。

 

その瞬間まで漠然と感じていた人生設計~いつか結婚して子供産んでもち家に住むんだろうなー~に疑問符がついた。

子供がいたら忙しいってのは世の中の常識的なことで、ささみちゃんの口からも実際に出た言葉。だけどよくよく考えてみると自分の人生の時間を、遺伝子を分けたとはいえ別の人生をあゆむべき子供に捧げることは出来ないなぁと思った。趣味時間を仕事に奪われているだけでも納得いってないのに、そこに子育てが加わるのは考えられない。

わたし、子供欲しくないなぁ。

 

「ささみちゃんだって結婚したら子供の送り迎えもするから忙しいでしょ。うちの地元車社会だし、皆そうしてる」

マッチングアプリで出会った日からお互いを結婚相手としてみていたけど、具体的な話はしてなかった。時期が来ればそれなりの運びになるって思ってたから。

でも彼の地元に住んで子供産んで子育て担当がささみちゃんになるってことまでは話してなかった。具体的な想像もしてなかったけど改めて言葉にされると重みを感じる。

したいかしたくないかは さておき、私がする前提の発言も納得がいかなかった。

彼に私の人生が見えているわけない。

自分で決めたい。

そう思ってようやくささみちゃんは人生設計について考えることになった。

 

この話の続きはまた今度。