ささみちゃんのポンコツ日記

日常生活で起こるポンコツエピソードを書いてます

「a」を辞書で引いても恥ずかしくない

高校の時の英語の先生は60歳くらいのベテランだった。クラス内では比較的英語が得意な私でもついて行くのに一苦労。
私よりも英語が好き&得意な友人にとっても授業のレベルが高かったようで、悪戦苦闘しながらも必死に授業に参加してた。
毎日英文和訳の課題が出され毎朝提出しなければならないのはかなりしんどかった。

授業には英和辞典必須。もし忘れてしまったら「辞典を持って来ないで授業に来るとはどういう神経してるんだ!!!」
と激怒されるから朝学校に来て辞書を忘れてしまったときは他クラスに借りるか絶望するしかなかった。

分からないことがあったらとにかく辞書。とにかく辞書。

当時私とよく競って勉強していた友人と勉強するときがあって、その子が「a」を調べているのに衝撃を受けた。
私はその時「a」には大した意味はないと思ってたし、よく耳にする簡単な単語ほど辞書を使って調べるのは恥ずかしいっていう思いがあったから。
でもこのことがきっかけで「a」も調べる対象になるのか!とはっとした。

おかげで、高校以降も英文で分からない単語があったらとりあえず辞書を引いていた。
そのおかげか、大学1年生の時の教養科目の英論文読解授業ではすらすら英文読解ができたし内容の理解も深まった。


「分からなかったら些細なことでも調べる」


何を学ぶ時もこのことは忘れないようにしよう。